銀行カードローンで審査が通過したのに契約出来ないことがあるのか?

銀行カードローンは消費者金融に比べ金利が低いだけでなく、都市銀行や地方銀行など金利優遇サービスが追加されるなどメリットと魅力があります。しかし、銀行カードローンで審査が通過したのに契約出来ないことがあるのか疑問に思う方もいる筈です。

そもそも、審査に通過すれば殆ど間違いなく契約出来ると思いがちですが、2つの問題が疑われた場合、審査結果が取り消され、契約が出来ないという事態を招きます。その問題点は、銀行口座の凍結情報および反社会的勢力との関係性が疑われた場合となります。

銀行カードローンの場合、返済を行う上で銀行口座の開設が必要になります。その際、過去に銀行口座が凍結されている場合、新たに口座開設が出来ないため契約が出来なくなります。銀行口座を凍結された場合、同一名義人の口座が全て凍結される可能性も生じます。

特に闇金融などからお金を借りてしまい、口座情報を教えてしまうと『押し貸し屋』と呼ばれる闇金に口座が悪用され、借りてもいない現金が振り込まれるだけでなく、犯罪行為に加担したことになってしまいます。この際に振り込まれた現金は、別の闇金利用者が返済で振り込んだ現金である可能性が高く、意図しないことで口座が凍結されてしまいます。

また、もう一つの反社会的勢力との関係性ですが、銀行では暴力団排除条項を設けており、如何なる場合に於いても取引をしない、または関わらないこととしています。そのため、家族や親類縁者が反社会的勢力との関係性が疑われた場合は契約以前の問題となります。また、実際に関係があった場合、身分を偽って申し込みを行ったと見做され、発覚した時点で除外対象になってしまいます。

銀行カードローンとおまとめローンは競合関係にある

おまとめローンという宣伝文句が謳われている金融商品には、貸金業法に基づく総量規制の例外として行われている債務者にとって一方的に有利な借り換えに該当するものが本来のおまとめローンです。しかし、銀行カードローンの中には、総量規制対象外という点に着目した実質的なおまとめローンとしての勧誘が行われています。

背景として、利息制限法では法定金利を貸付残高に応じて段階的に厳しくしているので、10万円以上100万円未満の法廷金利は18%ですが、100万円以上では法定金利が15%に下がる点を利用した借り換えが推奨されます。金利差3%は100万円を1年間借入した際には3万円の利息差を生むことになり、借入総額が大きいほど金利差による総利息減少が期待出来るわけです。

一見すると借り換え出来れば銀行カードローンと消費者金融のおまとめローンのどちらでも良いと思われます。しかし、最大の違いは追加借入の可否にあることを知った上で借入先を選ぶことが重要です。消費者金融のおまとめローンは、貸金業法に基づく総量規制の例外としての借り換えですから、おまとめローンへの借り換え後に新たな借入は制限されます。一方で銀行カードローンならば、あくまでも普通に利用限度額設定を行なっただけですから、返済後に必要に応じて追加借入も可能です。